2021年8月1日(日) F1グランプリ 第11戦 ハンガリーGP 決勝

次のベルギーGPは8月31日(日)決勝ですから、この後3週は夏休みになります。
ハンガリーGPは、スタート前に降った雨の影響で、荒れる展開でした。
ボッタス(メルセデス)のクラッシュ、巻き込まれたドライバー。赤旗からの再スタート後のハミルトン以外のピットインタイヤ交換。様々なことが短時間に起こりました。

角田選手が4位に上がったときは、これはすごいことになるかもと思いましたが、ラティフィ(ウィリアムズ)に手こずり、少しずつ順位を落としました。レース自体で光るところは無かったかもしれません。ベッテルの失格もあり、6位入賞で結果を残しました。

アロンソ(アルピーヌ)はハミルトンを抑える見せ場を作りました。その甲斐あって、オコン(アルピーヌ)の初優勝にもなりました。唯一のルノーのパワーユニットで、優勝はすばらしいと思います。

■ハンガリーGPでの思い出として

1992年のチャンピオンシップで、マンセルがこのハンガリー(11戦目)でさっさとチャンピオンを決めたことも思い出します。少し、1コーナーのレイアウトが変わっていますが、当時から抜きにくいサーキット。マンセルは、勝つ必要は無く、2位でチャンピオン決定、セナ(マクラーレン・ホンダ)とホンダの走りで優勝しています。

1990年に優勝した、ティエリー・ブーツェンは、抜きにくいコースを利用して、終始等間隔のレースを展開、特に波乱も無く優勝しています。ブーツェンは勝ってもつまらないレーサーと言われます。退屈なレースを優勝して、祝福を受けられるとピットに戻ったら、片付けてみんな帰っていたというエピソードもあります。

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レース結果

Pos. No. Driver Team Time/Gap Laps
1 31 E.オコン アルピーヌ 2h04’43.199 70
DQ 5 S.ベッテル アストンマーティン 0’01.859 70
2 44 L.ハミルトン メルセデス 0’02.736 70
3 55 C.サインツJr. フェラーリ 0’15.018 70
4 14 F.アロンソ アルピーヌ 0’15.651 70
5 10 P.ガスリー アルファタウリ・ホンダ 1’03.614 70
6 22 角田裕毅 アルファタウリ・ホンダ 1’15.803 70
7 6 N.ラティフィ ウイリアムズ 1’17.910 70
8 63 G.ラッセル ウイリアムズ 1’19.094 70
9 33 M.フェルスタッペン レッドブル・ホンダ 1’20.244 70
10 7 K.ライコネン アルファロメオ 1Laps 69
11 3 D.リカルド マクラーレン 1Laps 69
12 47 M.シューマッハー ハース 1Laps 69
13 99 A.ジョビナッツィ アルファロメオ 1Laps 69
NC 9 N.マゼピン ハース DNF 3
NC 4 L.ノリス マクラーレン DNF 2
NC 77 V.ボッタス メルセデス DNF 0
NC 11 S.ペレス レッドブル・ホンダ DNF 0
NC 16 C.ルクレール フェラーリ DNF 0
NC 18 L.ストロール アストンマーティン DNF 0