とにかくクラシック音楽の演奏会を聴いてみたい!
クラシックの「演奏会」というと慣れないうちは、敷居が高いような気もします。
少し調べると、週末にはプロ・アマ問わず様々な演奏会が開かれていて、気負うことはないとわかります。
演奏会の情報は様々なところに散らばっています(ネット、チラシ、雑誌、フリーペーパー等)。それらの情報ををうまくまとめて、WEBで提供しているのが、今回紹介する「コンサートスクエア」(クラシック音楽情報)です。
「コンサートスクエア」には、プロ・アマ問わず様々な演奏会情報が載っています。最近は、だいぶ見やすく調べやすく改善されています。
「演奏形態」、「子どもと行ける」、「料金」、「カレンダー」等検索が充実しています。コンサート情報は、演奏会を開く方が登録していて、主催者のホームページにリンクしています。
プロの楽団の情報もありますが、アマチュアも多く、市民交響楽団など、安く(または無料)の開かれている演奏会がほとんどです。一般的に有名な曲の演奏会を開いていています。
最初に利用したときは、あまり、楽曲を知らない頃でした。
ショスタコーヴィチを体験
「ショスタコーヴィチの交響曲第5番」が気になって聴きに行ったことがあります。
初心者向けのクラシック本を読んで、その文面に興味をひかれたのです。ただ、ぱっとどんな曲かは浮かびませんでした。
コンサートスクエアの情報のみで、無料の演奏会があり、近かったのでとにかく行ってみました。
私も通常は、CD等で音を聴いて気に入ったから演奏会にというパターンです。しかし、その時は、本で読んでとにかく聴いてみようと。良かったらCDを買おうという逆パターンになりました。
また、それだけ有名な曲ならどこか知っているフレーズがあるだろうとも思いました。
ショスタコーヴィチ 交響曲第5番/第4楽章の始め、知っているフレーズが出てきました。
聴いた瞬間「車」イメージが浮かびました。後に調べてみると、トヨタ・スプリンタートレノのCM(youtubeで見つけたものリンク切れてたらごめんなさい)で鳴っていたようです。鳥肌が立ちました。演奏の恐ろしい迫力に参ってしまいました。
近くで手軽に
プロの楽団は宣伝も大きくします。コンサートスクエアで得られる情報で重要なのは、アマチュアの演奏だと思います。
アマチュアと言っても「この演奏会」に掛けて1年間など練習しているので、演奏は素晴らしいです。また、プロと違い楽団の演奏会の頻度は少ないため、渾身の一回になるので熱がこもります。
こういった演奏会は、あまりマニアックな曲目はなく、わかりやすい名曲といわれているのが演目に入っているものが多いです。
音大ではない大学の管弦楽団もいくつか聴きに行きましたが、OBも含めかなりの人数を揃えられるようで、楽しめました。観客には親類縁者も多いですが、盛り上げ役として一役買ってくれます。
オーディオ音作りの参考に
会場は、自治体がお金を掛けて作ったホールを利用しているので、音響も良いです。
また、生演奏は、オーディオの音作りの参考にもなります。
音楽は、オーディオだけで聴いていると、音のバランスが悪くても気がつきにくいところがあります。
特にイコライザーを使うと効果は抜群なのですが、変な音になっていても気がつきにくく、生演奏を聴いて「リセット」します。
生演奏を聴いていると、当然ですが、ステレオのようにきっちり左右に分かれていません。会場の反響や吸収。広さ観客の数によって変わってきますし、同じ会場でも、席が変わると結構音が変わります。
すごい演奏会だけではないですし、できは様々ですので、粗を探すように聴いていては楽しめません。でも、色々得るものは多いです。