外出自粛の中、プラモデルが売れているそうです。
市場は正直で、Amazonでもチラホラ売り切れがでています。ヨドバシカメラの通販では、在庫僅少というものも増えています。
プラモデルは、作るといっても「量産」するものではないので、数日~数週間とじっくりつくるのに向いています。
接着のいらない「ガンプラ」でも、こだわれば、MGなどはかなり時間がかかりますが、一般的なプラモデルについて、書いていきます。
まさかこんなことになるとは思っていなかったので、昨年夏ごろから、プラモデルづくりに復帰しているのですが、しばらくぶりに復帰する、新たに始める方に、参考になれば。
■車のモデルは少ない
もともと新しいモデルは少ないです。F1ブームのころに比べると、車のモデルは、本当に少ないです。
1/20 F1も権利の関係か、タミヤからは、ロータスやウルフ、ティレルなどの極端に古いものが現行で発売されているのみ。
近年発売された、フェラーリやレッドブルなどは在庫限りのようです。また、これらは、エンジンなどは再現されていません。
なお、古いモデルは、ヤフオクなどで手に入れられますが、「デカール」が劣化していることも多く、人気のものならデカールの別売もありますが、塗装や自作などの工夫が必要になることもあります。
タミヤとならんでF1に力を入れていたフジミでは、4月に再販予定のものがいくつかあるようですが、工場の稼働によっては遅れるようです。
1/24モデルは再販や現行の扱いも多いです、市販車は良いのですが、レーシングカーだと迫力不足かなと思います。
1/20の近年のモデルだと、アオシマから、マクラーレンMP4/2、ブラバムBT52Bなどが発売されています。ディテールアップパーツも出ています。
箱車は再販が多いです。現状の現行車を考えるとあまり出ないのは納得かなと。
■ミリタリーモデルが人気
第2次世界大戦~現行までの、ミリタリーモデルは、多く発売されています。
権利関係なども、第2次大戦のものなど楽なのかもしれません。
古いものは、金型の古さから、バリの多いものもありますが、かなり安く買えます。
日本の戦闘機、艦船関係は充実しています。ドイツの戦車関係もバリエーションの違いも含め多くあります。
現行のものは、アメリカ、ロシアなどの航空機が多いのですが、縮尺を第2次大戦機と同じように考えるととても大きくなるので注意です。
ミリタリーモデルも、やはり作りやすいのは、「タミヤ」です。失敗しにくく本当にきれいに仕上がります。他社の場合、止める箇所がずれたり、はまらなかったり、作り手の工夫が必要になります。
■あった方が良い道具
ニッパー、接着剤はともかく、流し込み接着剤は便利です。
タミヤから発売されている、「調色スティック」は実に優れた道具です。瓶の塗料を混ぜる道具ですが、幅がちょうどよく、鏡面でふき取りやすいです。
筆、スポイト、必要な塗料(アクリルが扱いやすい)。溶剤(適したもの)
マスキングテープ。
エアブラシについては、とりあえず必要なら、エア缶式で良いのではないでしょうか。面積が広い場合は、缶スプレーが安く扱いやすいです。
デザインナイフ(手芸店などで売っています)
ヤスリ、紙やすり…模型店で購入するより、ホームセンターの方が安くて多く買えます。