■6月26日 カローラ スポーツ 発売
5ドアのハッチバックとして、2018年6月下旬にトヨタ「カローラ スポーツ」が発売されます。
このところ元気のない、カローラですが、新型でどのくらい巻き返せるでしょうか。
今回は、3ナンバーサイズになり、TNGAを採用。一回り大きく、車体はしっかりするはずです。現行のオーリスの後継となります。
ハッチバックの3ナンバーはヨーロッパでは人気です。ターボ、ハイブリッドなどさまざまなパワーユニットとの組み合わせで発売ます。存在は、C-HRと似ています。
■価格・人気
どのくらい人気がでるか。納車待ちになるかなどはわかりませんが、7月には、試乗もできるそうです。
価格は、1.2リッターのターボで、213万円から。ハイブリッドだと、30万円くらい高くなるでしょうか。
ターボ、ハイブリッドとも、それぞれ3グレードとのことです。
ハイブリッドの場合、ライバルはプリウスになるかと思われますが、価格は、若干安くなります。
■内装・外装
内装の質感は良くなっていると思います。現行のカローラは、布の部分は良いのですが、プラスティックの部分は非常に安っぽい。ソフトパッドを多用するなどもう少し工夫してほしいところです。
ドイツのライバルに少しでも近づけるでしょうか。
外観は一目でトヨタ車とわかりますが、オーリスより格好良く見えます。
グリルも大きくて、流行のスタイルです。
現行のカローラは、少し小さくして、窓を大きくし見切りを良くした。というのが最初の売りでしたが、ユーザーが高齢化しすぎてしまいました。
今回は、スタイリングが重視されていますので、見切りは若干悪くなっているかもしれません。とくに左右後ろ、真後ろは、最近のトヨタ車。見づらいので注意です。
現行のカローラもシートは良かったと思います。ヴィッツあたりだと、薄くて底にお尻がつきそうですが、ヨーロッパ的にしっかりしていました。新型でも踏襲されるのではないのでしょうか。
スポーツという名がつきますので、居住性はどうなるか。CH-Rの後席などをみると期待できないかもしれません。
全長4375mm
全幅1790mm
全高1435mm
3ナンバーといっても、極端な大きさではありあません。スタイリングだけではなく、走りの面では魅力が増していると思います。
高さは低いです。おそらく実車はもっと低く見えるのではないでしょうか。
■ライバル
ライバル(購入の比較対象)は、インプレッサスポーツ、アクセラスポーツ(なぜかスポーツとなるんですね)。
少し金額を張れば、シビックやゴルフあたりになるのでしょうか。
トヨタは普遍性が高すぎて、独自の魅力に乏しい部分があります。ディーゼルやアイサイトのような特徴に欠けるのです。
その分、信頼性や乗換え時の下取りなどでは期待できますが、このタイプの車を選ぶ人には、車好きが多いですから、どうなるでしょうか。