アルファロメオ ジュリアがいよいよ登場しましたので、アルファロメオの話題です。
ハッチバックの「アルファ147」、セダンの「アルファ156」は、2000年代の前半よく見かける外国車でした。
その前の「145」「155」も外国車の割には手に入れやすい価格。イタリア・フランス車の宿命?で中古価格の下落幅も大きいことから、手に入れやすく数年前までは結構走っていました。やはりイタリアの車は色気があって、格好良い。
しかし、近年は、ハッチバックの「ジュリエッタ」がアルファロメオの主役ではありましたが、価格が高く性能も??。見た目は好みがありますから悪くはないと思いますが、どうしても欲しい車ではなくなってしまっていたかもしれません。
それより小さい、「ミト」もありますが、実用性に乏しくやはり非常に価格が高いです。マニア向けのメーカーになってしまったかもしれません。
セダンについては、156の後159が後継でした。159は魅力はあったのですが、あまり売れませんでした。そこでしばらく空いての今回の、ジュリアの登場です。これまで出る、出るといわれて、ようやく今年の7月末に登場となったわけです。
このサイズのセダンとして、アルファロメオとしてみても、446万円という価格からという設定は、やはり高いのではないでしょうか。ジュリアスーパーは543万円、クアドリフォリオは1,132万円。アルファロメオにしか乗らないと決めている人以外には、性能と価格面では響かないかもしれません。見た目も大胆なものではありません。レース等で活躍すればよく見えてくるかもしれませんが、静かな出だしとなりそうです。
以前、155を所有していたことがありました。スポーツセダンですが、実用性は高く、後席の居住性もよく、トランクも広かったです。エンジンは高回転で性能を発揮するタイプで、細かいトラブルは多かったのですが楽しい車でした。
アルファロメオは高級車ではないので、価格が高くなると、ジャガーやアウディ等と比較されると作りの面では厳しいのではないでしょうか。売れる数と為替の関係もあるかもしれませんが、せめてあと100万円ずつ安くなると検討しても良いかなという気がしてきますが。
アルファ ジュリア公式ページ
http://www.alfaromeo-jp.com/sp-giulia/