クラウス・テンシュッテット指揮 ベートーヴェン/交響曲第7番<290>

「ベートーヴェン生誕250周年」の2020年です。思いがけない状況でコンサートで聴くことも難しくなってしまいました。

NHKでは、特番やコンサートなど企画しているとの宣伝もされていました。好きな楽曲のネット投稿もあり楽しみなところです。

このような状況ですので、ベートーヴェンの記念イヤーは、様々なCD、レコードを聴いて過ごしています。結構前に購入したもので、久しぶりに聴くものもあります。耳が変化したのか、慣れたのか。以前いまひとつというものも良く聞こえたりするので不思議です。

■あらためて良く感じた交響曲第7番

ベートーヴェンの交響曲第7番について言えば、楽曲自体は聞き慣れたものです。

一般的に、絶賛されているのが、カルロス・クライバー指揮。ウィーンフィルハーモニーのものです。この音源は、同じ様々な媒体(SACD、Blu-rayオーディオも含め)、リマスター、ハイレゾなど繰り返し発売されています。商魂たくましいというか、基本は同じ演奏ですので、そこまでの違いを感じられるかどうかわかりません。

ただ、このカルロス・クライバーの演奏にはまってしまうと、他のものが古く感じてしまいます。

しかし、最近あらためて様々な演奏を聴くと、高速なものでなくとも良いものが色々あることに気がつきました。同じ楽曲でもアプローチが違います。

今回紹介しているものは、クラウス・テンステット指揮で、BBCから発売されている、「PORTRAIT OF LEGEND」です。偶然久しぶりに、再生しました。実は以前はそこまで思わなかったのですが、とても良く、どこがすごいのかがよく分からないまま、3回繰り返して聴いてしまいました。

浅い表現ですが、音楽が縦に深いというか、スピード重視ではない快活さがあります。

なお、クラウス・テンシュテットのCDは、以前は少なかったものの、BOX版もいくつか出ており、探しやすく、また、お買い得になっています。