携帯型の音楽プレーヤーは、「DAP（デジタル オーディオ プレーヤー）」という、くくりになっています。
私が現在使用中のSONY NW-F886は、電池の限界、イヤフォン差込口の接触不良などがあり、そろそろ次の機器を検討しなくてはというところです。
■新しいDAPに 重視するポイント
①ハイレゾ対応･･･ダウンロード音源、FLAC等で管理しているものが多いので必須です。
②価格2万円～3万円程度･･･毎日持ち歩くものなので、故障することもあります。据え置き機とは違いますので、高すぎるものは使えません。
③マイクロ SD等外部メモリが使えるなら、本体容量はあまり関係ない。･･･本体容量が、１６GBや３２GBの違いでは、ハイレゾ音源はすぐいっぱいになってしまいます。SDカードで増やす方が経済的です。
④ノイズキャンセリングなどの機能はあればあったほうがよい。･･･基本のイヤフォンは、現在使用中の「SHURE SE４２５」のままと考えますが、ノイズキャンセリングやハイレゾ対応のイヤフォンがあればあってもよいかと思いました。
ただNW-F886の付属ノイズキャンセリングイヤフォンはあまり音が良くありませんでした。低音が強く、音がこもりがちです。これだと自然に使わなくなってしまいます。
これら4点のポイントといっても絶対視ではありません。これらを念頭に、価格.comやAmazonなどで下調べ、ビックカメラの店頭で実物を見てきました。
■SONY NW-A30 シリーズ
本体の厚みが増して、デザインもいまひとつSONYらしさがありません。
価格は安く、SDカードに対応しているため、本体の容量が小さいものを買っても十分使えそうです。
電池の容量もあり、長時間使い倒すにはよい機種だと思います。
タッチ画面になりましたが、レスポンスはまずまずです。
これまでウォークマンを利用していたため、音質は癖は感じられません。
価格 18,200円程度（NW-３５ イヤフォンなし）
■Pioneer XDP-30R
パイオニア、オンキョー グループのハイレゾDAPエントリー機種です。
つくりは、SONYより良く、SDカードにも対応し、ボリュームボタンなどいかにも「ハイレゾ」感があります。
電池容量は、やや少なく、価格は若干高くなります。
ハイレゾ音源に早めに対応し、販売もしてきたオンキョーだけにDFDダイレクト再生への対応など機能も優れています。
価格 28,000円程度
■その他
今回は、上記2機種から選択すると思いますが、その他に気になったものもあります。
・Cayin N3 19,980円
中国のメーカーだそうですが、機能も豊富で、使われている部品も高級と言われています。
・ソニー NW-A２０シリーズ
A-30シリーズの前の機種になります。こちらのほうがコンパクトでデザインも良いような気がしますが。
ネットと実店舗の価格差など、さまざまな要素もありますので、今月中には後継機種を決めたいところです。
