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第54話 全く使えない X-DAP Link というソフト

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オンキョー/パイオニアのDAPと音楽ファイルを管理するソフトが「X-DAP Link」です。
SDカードや本体ごとにファイル転送が管理でき、転送されているかどうかのチェックもしやすい。とされていますが。。。

ここでの「全く使えない」というのは、バグや停止があって使えないということではなく、例えば「今年の新人は使えねえな」という感じの使えなさです。磨けば光るか、そのまま埋もれてしまうか。

■フォルダからの転送(コピー&ペースト)が基本
DAP(デジタルオーディオプレーヤー)は、古くから、フォルダ同士のコピー&ペーストで楽曲を転送していたわけですが、プレイリストやアルバムの管理があらかじめフォルダにされていないと、曲がバラバラに再生されたりということが起きます。

iPodの場合itunes、ソニー・ウォークマンの場合、Media go、Xアプリとそれぞれのメーカーが用意するソフトを利用することによって、転送から楽曲の管理を行い、利便性を図っています。
最初から「使えた」itunesに比べると、Media goの場合は、「使えるように」なるまで結構アップデートを繰り返しました。今は、思った通りの事ができるようになり、便利に使えます。

しかし、今回、パイオニアのDAPに変えたことで、Xアプリの欠点が出てしまいます。転送や管理はできるのですが、転送する際に「MP3」に変換されてしまいます。ひとつづつ変換をするので、音質はもとより、転送の時間も数時間単位で、異常にかかってしまいます。

■そこで、純正のX-DAP Link
持っている曲数にもよるかもしれませんが、このソフトをまともに利用している方がいるのでしょうか。
SDカードの容量などの関係で、時折曲を入れ替えるのですが、なんといっても不便です。

なぜって
起動ごとに、すべての指定した音楽フォルダ・ファイルを読み込みに行くのです。

これが、えらい時間がかかって仕方がありません。起動して使えるまで20分ほど毎回かかるのです。

どこに転送するか、何を転送したかは色別でとてもわかりやすいですが、このソフトを作成した方は、利用したことがあるのかと怒りさえ覚えてしまいます。

読み込みが済んでしまえば、各メディアに転送するのですが、これもフォルダ毎の読み込みなので、ファイルが見づらくなっています。コピー&ペーストをわかりやすくするためのソフトだと思いますが、逆をいっているわけです。

■しかたがないので
これからも頻繁にアップデートされると思いますし、不便な部分については声も届いていることですから、改善はされると思います。
やっと、オンキョー、パイオニアという日本のメーカーが、ソニーと中国メーカーのDAP市場にまともな製品を出してくれているのですから、改善して普及させてほしいところです。

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