■タイレルP34

タミヤの1/20プラモデル タイレルP34 定価は2,200円です。

実売価格としては、ヨドバシカメラで、1,730円(ポイント10%)です。

プラモデルの価格としては、以前紹介した、「97式中戦車」位安価です。
安いのには、理由があって、97式中戦車と同様、基本的な設計が古いという事です。1977年に製作され、現在もそれを引き継いで作られています。
当時は、電池とモーターで走る仕組みがあり、電池の入るであろう仕切りが残っています。

設計の古い物と新しい物の違いは、プラスチックの成型精度と組み立てやすさです。新しい物は、部品同士がぴったり合い、修整が少なくて済みます。また、色分けや作業手順も考慮されており、説明書通りに組んでいけば誰でもそれなりにできるようになっています。

このタイレルP34の場合、部品一つ一つに古さは感じます。ピタリと合わなかったり、線を目立たないように削ったりと幾手間か増えてしまいます。ただ、当時のタミヤがいかに親切に真面目にプラモデルを作っていたかが分かります。ディテールとしては、省かれている部分もありますが、44年経過した現在でも販売に耐えうるのはすごいことです。

■急につくることになったタイレルP34

5月の連休中、外に出ることもあまりできなそうなので、手元にあった、フェラーリF60をつくることにしました。2009年のマシンで、2009年は、ブラウンGPがチャンピオンを取った年です。ということは、フェラーリはあまり強くなかったのですが、当時は、様々なフェラーリがタミヤから発売されていました。数年前にライセンスが無くなったとかで一切発売されなくなっています。

しかし、組立の手順がよくなかったのか作業が止まってしまいました。

戦車や戦闘機と車の模型は、作る手順が違うという所をよく考えないといけません。最近、戦車や戦闘機をつくることが多かったので手順がうまくありませんでした。まだ序盤なので、丁寧にばらすという事もできますが、すぐにはしたくありません。

簡単に触れると、戦争関係のものは、なるべく目立たないようにするため、周りが同系色の色になります。そのため、ある程度組み立ててから塗装した方が良いということになります。それに対し、車は、部品ごとに塗装していって組まないと後で塗り分けが難しくなります。エンジンなどとても入り組んでいるので、細かい部分を先に塗っておかないと筆が入りません。

一旦フェラーリF60の作製は中断。後にばらして再開という事もあるかもしれません。

取り急ぎなにかを作りたかったのは、エアブラシを購入したためその練習がしたいということもありました。いきなり高価な物で失敗するのもいやですし、このくらいの価格なら、失敗してももう一つ購入することもできます。現行で販売されていれば、手に入れるのも容易です。

■購入しやすいF1のプラモデルを

新たにつくることにしました。F1のプラモデルを探しましたが、とても高く、オークションやAmazonではプレミアがついているほどです。金型があるなら、なんとか再販してほしいものですが、商売にならないのかもしれません。1990年~93年くらいまでタミヤのF1プラモデルはとても売れていたと思います。

当時もベネトンB188、ウィリアムズFW13B、マクラーレンMP4/5B、レイトンハウスCG901、ベネトンB192、フェラーリF189(640)、ティレル020等を作製しました。
こういう物は、ひとつひとつ思い出が残るものです。現在は中古になりますが、相当高いですし、デカールの劣化があります。

少し前に、ブラバム・アルファロメオBT46を作りました。これはヤフオクで安く手に入れたものですが、デカールの劣化に苦労しました。

できることなら、原稿で販売されている物の方が、型は古くても、デカールやゴムの劣化は避けられます。

そんな中、最も安く現役のタミヤのF1プラモデルが「タイレル P34」1977年モデルです。

F1ブームの時でも、ティレルP34は古く感じ作ったことはありませんでした。

6輪車というのが大きな特徴ですが、「珍車」というのが当時の印象です。ティレルP34は理論に基づいて作られ、実践でも勝利や表彰台を得ている本気の車です。当時は最新のものが良いと思っていましたが、年月を経ると、70年代、もっと遡って60年代のF1マシンでも格好良いと思うようになってきました。

部品が変なところで細かく分かれているので、製作にはもう少し時間が掛かりそうです。複雑な6輪ですが、プラモデルの場合はそこまで複雑ではなさそうです。RCカーでも同マシンが発売されていますが、そちらの方が動きにかなり工夫されているようです。