スポンサーリンク

第81話 パイオニア SE-CH5BL(カナル型イヤフォン) 再レビュー

オーディオ
パイオニアHPより
カテゴリー




製品ホームページ

パイオニアHPより

第55話で一度レビューしましたが、3ヶ月ほど経って、エージングが進んできたので再レビューします。
ところで私自身「エージング」というのはあまり信頼していません。機器も馴染みますし、聴く本人も馴染むという意味でならわかりますが、時が経てば経つほど良くなるというのはどうかと思います。

■エージングが進んできた
最初から、かなり良い音を出していましたが、特に最近は、ハイレゾ音源を聴くときにさらに良くなったなと思います。
決して高音重視というわけではないのですが、音が全体にバランス良く出ています。音のバランスが良いというのは、広い口径ということもあるのかもしれません。イヤフォンが馴染んだのかこちらが馴染んだのかわかりませんが、当初に比べると聴き疲れもなくなりました。
ハイレゾではない音源については、再度聴き直してみると新たな発見があるほど、解像度が高くなります。どこが良いかわからないと思っていた演奏が、急に良くなったりということもおきます。悪くなるということはないようです。

■遮音性は良くない
前回も触れましたが、チップの影響か遮音性は良くないです。耳の浅い位置に入るということもあるかもしれません。他の製品と比べると耳の形に会いにくいようにも思います。そこから外音が入ってくるようです。冬のように風が強くなると気になるかもしれません。
ただ、遮音性にも慣れがあるようで、最近は気にならなくはなりました。それまで、ノイズキャンセリングやフォームタイプのイヤチップを使用していたため余計に気になったのかもしれません。タッチノイズはほぼありません。

■ケーブル、端子
リケーブルはできませんが、螺旋状で柔らかく悪いものではないと思います。最初はよく絡まりましたが、しまい方を気をつければ大丈夫です。2.5mmのバランス接続専用ですので、他の機器で使おうという時には応用が効かないこともあります。ただ、このバランス接続のおかげで、左右の分離良く広がりが出ていると思うと、この大きさでそれをやっているヘッドフォンの技術はすごいなあと感心するばかりです。
機器との組み合わせもあると思いますが、瞬間でも会場で聴いているような雰囲気を味わえるのは幸せです!

 

タイトルとURLをコピーしました