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第61話 ブラームス交響曲第4番

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クラシック音楽の3Bといえば、バッハ(Bach)、ベートーヴェン(Beethoven)、ブラームス(Brahms)ですが、最近では、ブルックナー(Bruckner)

を入れる方もいるようです。
3大○○の三つ目というのは、結構あいまいで、三大大仏というと、①奈良②鎌倉③・・・と、以前住んでいた板橋区赤塚では「東京大仏」が三大大仏と

されていましたし、茨城に行けば「牛久大仏」のようです。
話題は戻って、クラシック。今回は、ブラームス作曲、交響曲第4番についてです。

■ブラームス作曲/交響曲第4番
ブラームスの交響曲が4つだけというのは残念な気もします。交響曲がはやらなくなっていたころとのことで、他ジャンルでは多作です。
1番から4番までそれぞれ聴き所があり、それぞれ特徴があってこの4つに凝縮されていると思います。
曲についての説明は、ここではしませんが、おすすめのCDなどについて触れます。

■おすすめCD等
・フルトヴェングラー指揮/ベルリンフィル
テンポの伸縮が大きい指揮者ですが、とてもドラマティックな演奏です。この演奏を聴くまでは、あまり重要視していなかった、ブラームスの交響

曲第4番ですが、一気に好きになってしまいました。モノラルですが、さまざまなレーベルから発売されています。

・ムラヴィンスキー指揮/レニングラードフィル
早めのテンポで、力強いところはかなりの強奏ですが、やさしいところは繊細です。ベートーヴェンの交響曲第4番と一緒に入っている、ALUTS盤が

おすすめです。

この2人については、ブラームスの交響曲第3番の演奏も出色です。

■その他の演奏
ハイレゾ音源では、サイモン・ラトル指揮のものが配信されています。最初はそうも思わなかったのですが、ハイレゾ対応機器で聴くと、細かい音

まで聴こえますので、録音状態は最良かと思います。
カルロス・クライバー指揮のものもblu-rayオーディオで発売されています。こちらはテンポ良くさらっと演奏されていますが、ハイレゾにしたメ

リットはあまり感じません。録音時期の影響でしょうか。

ブラームス交響曲第1番と同様、曲がすばらしいため、平凡な演奏も多くなってしまうのが難点です。クラシックを聴きはじめの方には、有名な1番

だけでなく、全曲(といっても4曲ですが)入っているものがお得ではないでしょうか。
ちなみに、全集ではギュンター・ヴァント指揮のものがおすすめですが、この交響曲1番を聴くと、必ず驚きます。聴いてのお楽しみに!4番は普通

です。

 

 

 

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