新宿のディスクユニオンで一回り小さいレコードを手に入れました。
レコードは、テレフンケンレーベル(ドイツ)で、版としては有名ではないと思います。セールを利用して(何枚でいくらとか)300円で購入しました。
■「ボレロ」
ラヴェル作曲 「ボレロ」というと、かなりの演奏が世に出ています。
名盤といわれるのは、アンドレ・クリュイタンス/パリ音楽院管弦楽団 のものです。
1961年録音ですので、60年以上経ちますが、名盤としての地位は変わらないようです。
今回のボレロ。ネット検索してもかかりませんでした。
指揮は、フランツ・アンドレ ベルギー放送響の演奏です。
演奏は、フランス色がしっかり出ていて、楽器の重なりもよく良い録音と演奏です。
少し音は遠いのですが、劣化は感じられません。
■レコード自体
面白いのが、内袋。
ステレオ再生に関する注意点が、各国語で書かれています。
専用の機械(針)で聞きなさい。丁寧に扱いなさいということ。ということが書いてあります。
一回り小さいので、再生の際に、円周が小さいので針を落とす位置に注意です。
盤面は、厚くしっかりしているように感じます。
製造年はわかりませんが、ステレオが普及し始めたころに発売されたのかもしれません。