■フランツ・アンドレ指揮/ラヴェル「ボレロ」、他
収録時間が短いから、一回り小さいのか?
中古レコードショップで、少し小さいサイズのレコードがあります。いずれも、かなり古く、収録時間が少し短いものです。回転数は33回転とLPと同様です。
1960年代の一時期、10インチ(直径約25センチ)レコードというのがあったそうです。微妙なサイズなのですぐに無くなってしまったようです。
一回り小さくして材料が多少の節約になるのかわかりません。当時の物品税などの影響もあるのでしょうか。
今回のレコードに収録されているのは、
①ラヴェル作曲「ボレロ」
②デュカス作曲「魔法使いの弟子」
③アウグスト・デ・ボエック作曲「ダホメーの狂詩曲」
テレフンケンレーベル。おそらくドイツ版で、ドイツ語の解説の他、英語の解説もついています。
珍しいのがアウグスト・デ・ボエック(ベックと呼ぶ場合も)の「ダホメーの狂詩曲」、この曲は知りませんでした。アウグスト・デ・ボエックはベルギーの作曲者とのことです。
ちなみに指揮者の フランツ・アンドレはベルギーの指揮者です。1975年に亡くなっています。