職場のある渋谷では、書店がほとんど開いていません。18日から渋谷ツタヤ(Q-FRONT)が限定的にオープン。初日は、整理券が必要で入り口前で説明を受けてる人もいて待つのも面倒な感じで入りませんでしたが、20日は、そういった様子も無く、消毒と検温で入ることができました。
まだ、限定的で、書籍とCD販売関係のオープンです。レンタルやゲーム、eイヤホンは閉まっています。
ただ、通販だけでは、「もの」の様子がわからないので、実店舗のオープンはうれしいところです。
人は少なく、すいていましたが、対策は万全で、レジなどアクリル板で覆われていました。急いで作ったのかもしれませんが、しっかりといやな感じがしないように作られていて、違和感はありません。
混雑する日は、整理券や感覚を開けて並ぶなどあるとは思いますが、現時点では密にはなっていません。
■レコード芸術 2020年6月号
レコード芸術3、4、5月号は購入していませんでした。
アマゾンなどで購入してしまえば簡単なのですが、どうも習慣になっておらず、お店で現金で買いたいと思っているうちに日が経ってしまったというところです。
久しぶりに購入した「レコード芸術 2020年6月号」
特集は、「私のベートーヴェン-百人百様の音盤体験」です。
ベートーヴェン、生誕250年ということでの特集第2弾とのことです。
評論家の方、読者の方など、お気に入りやおすすめ、衝撃を受けたなどのベートーヴェンのCDが様々紹介されています。
定番中の定番は挙げる方が多いと思われ、少し珍しい物を出す方もいて、バラエティに富みます。
新譜の紹介では、テオドール・クルレンツィス指揮、ムジカエテルナのベートーヴェン/交響曲第5番「運命」
30分ほどの演奏で、CD1枚で販売されます(2,200円)
別ページで紹介されていますが(山之内正のネットオーディオ生活)、すでに、配信されていてハイレゾで聴くことができるとのことです。お店に行かずにさらに音質もよいとなると、メディアは所有欲以外なにがあるのかということになりますが、便利になったというか、購入に出向く楽しみが無くなったというか。
1月号から始まった片山杜秀氏のレコード小説。どうもよくわからない世界の話です。普通に評論で良いのかなと思うところです。以前の吉田秀和さんの連載に迫るにはこういう形しかないのかもしれません。
残念なのは、コロナウィルスの影響で、中止や延期の情報が多いところ。それを逆手にとって、「東京交響楽団/LIVE from MUZA!(観客のいない音楽会)」というCDも発売されます。
しばらくは、コンサートで楽しむのは難しそうです.今は、CDや配信で楽しんで、再開されるのを待ちたいところです。