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1951年の疑似ステレオが音が良いのは本当か

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もう7年以上前に発売された(2012年9月20日)CDの紹介です。

交響曲第9番『合唱』 フルトヴェングラー&バイロイト(1951)(疑似ステレオ)No :GS2084

聴き始めは、テープ特有のノイズが気になることもありますが、新鮮な音で録音されています。

疑似ステレオは、古い技術でもともとレコードで発売されていたものです。おそらくテープとLPの録音特性が違うためか、音がよく聞こえます。

残念なことに、テープは痛みやすく、磁性体が剥がれてしまうこともあり、復元が困難です。良いコンディションのテープを手に入れ、復刻してくれるレーベル(GLANDSLAM/平林直哉氏)に感謝です。

フルトヴェングラー指揮の様々な第九の録音があるわけですが、このCDは情報量が多いのか聴くたびに新しく古くなりません。

ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調 op.125『合唱】

エリーザベト・シュヴァルツコップ(ソプラノ)
エリーザベト・ヘンゲン(アルト)
ハンス・ホップ(テノール)
オットー・エーデルマン(バス)
バイロイト祝祭管弦楽団&合唱団
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

録音時期:1951年7月29日
録音場所:バイロイト、フェストシュピールハウス
録音方式:モノラル(ライヴ)
使用音源:EMI (Japan) AXA 3044(オープンリール・テープ、4トラック、19センチ)疑似ステレオ

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