数日前（2024年4月）、タワーレコード渋谷店のクラシックフロアに行きました。
渋谷は外国人観光客が多く、この日も（平日昼間）多かったのですが、エレベーターでクラシックフロアへ。
７階と思ってボタンを押そうとフロアガイドを確認すると、８階になっていました。しばらくぶりなので、勘違いかとも思いましたが。やはり、８階に移動していました。
エレベーターから降りてフロアに入ると、通常のワンフロアの大きさではなく、半分くらいです。タワーレコード自体の事務所もあるようです。
「狭くなってしまったのか」と少し案じて見て回りました。
ところで、凄くリアルなバンドネオンの音が鳴っています。平日の昼間に生演奏をしているのかと思って、奥に行ってみると、ビンテージのスピーカー（相当高級品）から鳴っていました。なかなかこういうスピーカーで聞く機会も無く、良い経験になりました。
「狭くなってしまったのか」という部分についていえば、狭くなったようには思いますが、在庫数はかなりあり、店員さんによる解説やコーナーの分類を見ていると、ここまで熱意ある、クラシックコーナーは、今はなかなか無いのではないかと思います。
円安の影響もあり、輸入盤のCDもかつてほど安くはなく、ただ、古くからあるものは、かなり安いものもありました。（￥３９０~）
中古の取り扱いもあるようです。
戻ってから、ホームページを確認すると、3月にリニューアルしたとのことで、「日本一」のクラシックコーナーを目指しているとか。
「レコード芸術」が無くなって、指針がなくなった今、ショップの展示やおすすめがかなり参考になります。クラシック音楽好きな人がこの売り場を作っていることは、よくわかりました。
