ムラヴィンスキー・エラート録音集
エフゲニー・ムラヴィンスキー_ムラヴィンスキー・エラート録音集
構成数 | 12枚 合計収録時間 | 09:56:00 録音 | モノラル/ステレオ (Live) 『ザ・ムラヴィンスキー・エディション(全12CD)』 【曲目】 CD1 ショスタコーヴィチ:交響曲第5番「革命」(1984年、ステレオ) CD2 ショスタコーヴィチ:交響曲第10番(1976年、ステレオ) CD3 ショスタコーヴィチ:交響曲第12番「1917年」(1984年、ステレオ) CD4 チャイコフスキー:交響曲第5番(1983年、デジタル、ステレオ) CD5 チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」(1983年、デジタル、ステレオ) CD6 チャイコフスキー:「フランチェスカ・ダ・リミニ」(1983年、ステレオ) ムソルグスキー:「ホヴァンシチナ」~前奏曲”モスクワ河の夜明け”(1983年、ステレオ) グリンカ:「ルスランとリュドミラ」序曲(1981年、ステレオ) グラズノフ:「ライモンダ」組曲(1969年、モノラル) CD7 モーツァルト:交響曲第33番(1983年、デジタル、ステレオ) モーツァルト:交響曲第39番(1972年、モノラル) CD8~10 ベートーヴェン:交響曲第1番(1982年、デジタル、ステレオ) ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」(1968年、モノラル) ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」(1974年、モノラル) ベートーヴェン:交響曲第7番(1964年、モノラル) ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」(1982年、デジタル、ステレオ) CD11 ワーグナー:「神々の黄昏」~”ジークフリートの葬送行進曲”(1978年、ステレオ) ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」~”前奏曲と愛の死”(1978年、ステレオ) ワーグナー:「ワルキューレ」~”ワルキューレの騎行”(1978年、ステレオ) ワーグナー:「タンホイザー」序曲(1982年、ステレオ) ワーグナー:「ローエングリン」第1幕への前奏曲(1973年、モノラル) ワーグナー:「ローエングリン」第3幕への前奏曲(1973年、モノラル) CD12 ワーグナー:「タンホイザ」序曲(リハーサル)(1977年、ステレオ) ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕への前奏曲(リハーサル)(1977年、ステレオ) 「ムラヴィンスキー、人生と自然を語る」 |
円安の影響もあり、現在では価格もかなり上がっている、エフゲニー・ムラヴィンスキーのBOX。
購入した当時、1枚のディスクが2枚入っていて、一つが欠けているという経験をしました。
タワーレコードで交換してもらった思い出があります。
2024年現在、改めて聞き直してみると、このBOXはどうなのか?
このBOXの欠点は、全体にピッチが高いことにあると思います。
音量やバランスもあまりよくないのですが、なんとも少し音域が高い。
天下のワーナーが間違えるとも思えませんが、どうもそのあたりに問題がある気がします。
以前、このボックスのチャイコフスキー 交響曲第6番「悲愴」がすごいと書いたこともあります。
ただ、今の耳で聞きなおしてみると、やはり録音のバランスの悪さが目立ちます。
決して悪いBOXとは思いませんが、ムラヴィンスキーの魅力を十分に顕しているとは言えないのです。
ただ、ワーグナーなどは、音源もあまり多くないので、希少です。クラシックのサブスクリプションも充実している中、CDがどのくらい必要なものかわからなくなってきてはいますが、「音源を持っている」ということは、大切なのではないかとも思うところです。