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第137話 本当に効き目ある? インシュレーターのテスト

オーディオ
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■角材でも

スピーカーや各機器と床や台の間にかませるものがインシュレーターです。

面で接するとどうしてもがたついてしまいます。ガタツキをなくしたり、材質によっては音質に影響が出るものもあります。
硬すぎると、ビビリが増し、やわらかすぎると音が吸い込まれてしまうというものですが、一概には言えず様々試してみるしかなさそうです。

私が使っている「DARI レクトール2」には、最初に透明なゴムの足がついていますが、これはなんとも貧相な感じで気に入りませんでした。おそらく、台とスピーカーが少し離れることで、低音が増すことから、10円玉でも同様の効果は得られると思いますが、オーディオは自己満足の世界ですから。

非常に高価なもの、科学的な裏付けがあるとされるもの、いくところまでいくと怪しい世界です。今回紹介するのは、とても安くて使いやすいオーディオテクニカの製品です。

■AT6091(ブチルゴム製インシュレーター)

当初スピーカーの下に置く予定で購入しましたが、なんとなく音の相性が悪い気がしました。
東急ハンズの木材売り場で、黒檀のキューブ(2センチ四方)の物を下に置くと、音がスーッと伸びるような気がします。

ただ、よく考えてみると、高さが違い、おそらく聴く位置(耳の位置)とツィーターの位置との関係があったのかもしれません。
その後、AT6091は、レコードプレーヤーの台になり、プレイステーション4の台になりました。PS4自体結構振動するので、かなり効果がありました。

そして、今は、スピーカーの下に帰ってきています。部屋の模様替えもあって、ちょうどよい高さ、近さになったこともあり、インシュレータの本領発揮となったわけです。
振動を吸収するタイプですので、しっかりと音が前に出てきます。単純なものなので、音質が変わるというほどではありません。

■欠点も

ゴムなので、劣化(硬化)があります。値段も安いので、他の機器に転用すれば無駄はありませんが、永久的では無いです。
もう少しお金を出せば、金属とゴムとのハイブリッドのものも購入できますので、余裕があれば最初からそちらにしても良いかもしれません。

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