タワーレコードのアナログレコード専門店「TOWER VINYL SHIBUYA」(9月23日オープン)を見てきました。
タワーレコード渋谷店の6階にオープンし、フロアの半分がアナログコーナーになっていて結構な規模です。タワーレコード新宿店からの移転で、在庫は約7万枚とのことです。
この数年で、渋谷には、レコード専門店が、パルコの地下に「ディスクユニオン」、東急ハンズの向かいに「HMV」できました。ジャンルを問わず新譜もアナログ盤が発売されることも多く、活気があります。
「TOWER VINYL SHIBUYA」は、新品、中古は半々の取扱のようです。価格は、希少性とコンディションによりますが、割安ということはありません。洋楽邦楽、ジャンル問わず、なつかしいものも多いですが、どれもジャケットが凝っています。
アナログレコードの製作、特に新盤などは、枚数や工程の関係でCDより高くなってしまいます。気軽に聞くというより、儀式めいたものもあり、その手間を楽しめるかどうかだとも思います。
かける機械も必要になります。レコードプレーヤーも扱っていました。かけるだけならシンプルな構造のレコードプレーヤーなので安価なものからあります。USB端子でPCなどに取り込めるものは、少し高くなります。
レコードプレーヤーもこだわると、数十万~百万円単位になってきますが、こちらの取扱は、1万円程度から数万円のものになっています。
■クラシック音楽関連
クラシック音楽関連は、従来どおり6階ではなく7階にありました。
タワーレコード自体に、しばらくぶりに行ったのですが、クラシック音楽関連の売り場がすこしずつ狭くなっているような気がします。以前はフロアがほぼクラシックでしたが、現在は半分程度です。それでも品揃えはさすがです。
■CDの企画
話題は変わりますが、「クラシック百貨店」というユニバーサルミュージックの企画CDがありました。内容は、約2万5千人の関係者のアンケートからの100タイトルとのことです。
興味を持った方に、おすすめできる定番・名盤ということになるのですが、1650円とお手頃で、材質SHMCD(液晶用ポリカーボネイト)や盤面の色(緑)で音質の向上も期待できます。
6月~器楽、協奏曲、管弦楽曲、室内楽等、交響曲と発売され、完結したのですが、10月27日には、「アンコール」としてランキング時点のものが50点発売されています。
■まとめ
本やネットでお手軽に探していたのですが、実店舗に行くと、購買意欲がさらに強くなります。特にネットだと興味のあるところしか見ないので、お店で自然に入ってくる「その他」情報が結構役に立ち楽しくなってく来ます。