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シーズン終了!F12020若手合同テスト

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2020年12月15日に行われた、アブダビでの「若手」合同テスト。
フェルナンド・アロンソ(39歳)、ロバート・クビサ(36歳)の参加で「若手」というのもどうかと思いますが。

日本人の参加で盛り上がりを見せています。

■日本人の参加で注目

注目は日本人の2人。角田裕毅、佐藤万瑠音(まりの)。
ホンダのバックアップあってこそのテスト実現かもしれません。角田選手は、アルファ・タウリからの参戦ががほぼ決まっているようで、全体で120周で5位と良い結果を残しました。また、佐藤選手も127周、13位と良い結果を残しました。

日曜日にグランプリが終わり、走り終えたばかりのアブダビです。マシン自体の性能はそのときと大きく変わっていることは無いはずです。その中でアルファタウリ・ホンダのマシンで好結果のテスト、かなりの実力です。

このくらい調子が良いと、角田選手には、来年アルファタウリと言わず、レッドブルに乗ってもらっても良いのではないでしょうか。

 

ところで、普通の名字と珍しい名前の組み合わせは(高木虎之助、片山右京、など当時は珍しい名前でしたがいまではあまり珍しい感じがしません)、佐藤万瑠音。名前も鈴木亜久里のようです。F1に合います。この後に続いて欲しいところです。

■ホンダがなんとかならないか

心配なのは、2021年限りでホンダが撤退を表明していることです。もしパワーユニットのレギュレーションが変わらないのなら、ホンダは1年参戦を延長しても良いのではないかと思います。

最初は長期の参加を目指しているのかもしれませんが、結果的に第〇期という参戦のしかたは、姿勢としてどうかと思います。第3期、そして現在の第4期は得るものはあったのでしょうか。撤退発表当初も疑問の声が多く上がり、オートスポーツ誌でも特集されました。

「中途半端に参加するなら、もう参加しないで欲しい。」そんな言葉もありました。

F1ファンからの意見ですので、商業的にどうかというのはあるかと思います。80年代後半から90年代半ばまでの異常なまでのF1ブームでは、日本人ドライバー、ホンダ、外国の人気ドライバーが揃いました。駒は揃ってきましたが、足りないのは、一般の方にアピールする中継かもしれません。有料のネット、CSではすごいことがあっても伝わりにくいのです。

■ともかく2020年のF1は終了

2020年のF1は、開幕が大幅に遅れ、変更も多かった物の無事に終了しました。

アブダビGPで解説の川合さんが、開幕が遅れたことで、メルセデスのパワーユニットの信頼性が上がって有利なったということを言っていました。どんな状況が味方をするかわかりません。圧倒的なメルセデスとハミルトンで退屈なレースが多かったシーズンでした。フェラーリが昨年チャンピオンを少し争ったことも忘れるくらいの体たらくでした。レッドブルはまずまず。ただフェルスタッペンもいつまでもこのままでいるわけにはいかないでしょう。

2021年は、予定通り開催されると、23戦。日曜が52週あるとすると相当な数です。テストや開発に制限がある今のF1は、一度の流れが続いてしまいます。興行的に儲かるからかもしれませんが、多すぎるかなあと。退屈なレースを23戦やるのは勘弁して欲しいところです。

2020年に開催予定だったもののできなかったコースは、PS4のF12020で仮体験できます。ベトナムGPなど最高速がでて面白く、オランダのバンクも本物が走ったらどうなるものか。早く平常の世界に戻って、無事に開催されて欲しいと思います。

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