2020年12月ほぼ1年ぶりに、ヨドバシ秋葉原を見に行きました。とくに目的は無く、プラモデルコーナーからパソコンコーナなどを見て、オーディオコーナーにも立ち寄りました。
こちらのオーディオコーナには、展示も多く、写真やネットだけではわかりにくい実感があります。
そこで気になった機器が、前面に押し出されてセールされていた「マランツ Marantz NA6006/FN」です。
人気商品で数があまり入らないという事が記載されており、価格は、54,800円。ヨドバシ.comより1,000円程度安いようです。
■ネットワークオーディオ
ネットワークオーディオプレーヤーは、フォーマットの進化が早く、圧縮から非圧縮、ハイレゾ等、またその中でもより良いものが現れています。
また、ストリーミング再生も進化しています。音質も良く実用的になってきました。
ネットワーク系のオーディオは、勢いがあり、新製品も良く発売されます。
マランツでもNAシリーズは、いくつか発売されていますが、つど機能がアップしています。ただ、新しい物を追いかけ続けるには、金銭的な余裕、置き場所も必要で、どこで投入するかは思案のしどころです。
また、ストリーミング再生は、移動時の音楽再生にメリットがあると思いますが、家で聞く(据置き機)の場合どのくらいメリットがあるのでしょうか。
■現時点では十分なスペック
ネットワークオーディオは、「AVアンプ」の方が得意としているようです。モニターを含めて操作や表示をした方がわかりやすいという事もあります。また、YOUTUBEやAmazonPrimeなどのサービスの利用にも画面が必須です。
オーディオ専用のネットワークオーディオプレーヤーの場合、操作は付属のリモコン、小さな液晶画面でもある程度はできます。実際に使うには少し不便で、スマートフォンやタブレットを接続して、アプリを介して利用する方が現実的なようです。
「5.6MHz、DSD&ハイレゾ音源対応」
今考え得る音源には対応していて、フォーマットとしてもDSD、WAV、FLAC、Apple Lossless、192kHz/24bitの再生ができます。ギャップレス等細かい機能も充実しています。
出力はアナログ出力となります。音は最終的にはアナログで十分かとも思いますが、評価を見るとコアキシャル出力が欲しかったというものも見られます。
機器自体は、アンプ、スピーカーとの組み合わせが前提となりますが、単体でもヘッドフォン等での出力ができます。
マランツはオーディオメーカーだけに、単機でも音が良いです。マランツのCDプレーヤーにヘッドフォン直刺で聴いたことがありますが、アンプを介すよりシンプルな音ですが、輪郭がすっきりしていて悪い音ではありませんでした。
今年の場合は、なかなかコンサートにも行けず、いわゆる「レコード演奏家」にならざるを得ない部分もありますが、限られた資金と機器でどこまで音がよくできるか。楽しく思案しています。