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第103話 ダイハツ シャレード

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今は、トヨタ自動車の完全な子会社となったダイハツ自動車。
軽自動車では、タントやウェイク等ヒット作を出していますが、乗用車は、トヨタとかぶることもあって、「ブーン」と「トール」がオリジナル。あとは、OEMでアルティス、メビウスが出されているだけです。

■メビウス/アルティス を見たことがあるか?
トヨタからOEM供給されている、メビウス=プリウスα(5人乗りのみ)/アルティス=カムリを見たことがある方はどのくらいいるでしょうか?
私は、以前のアルティスをたまたま見かけたことが1度あります。貴重な体験でした。母の知り合いが、ダイハツでハイブリッド車のワゴンを買ったと言っていたので、それがメビウスだったようですが、私自身は見たことがありません。

⇒ダイハツ・メビウスホームページ

⇒ダイハツ・アルティスホームページ

カーセンサーなどを見ても希少で、ダイハツに勤めている方が購入するとか、よほど付き合い深い方が、普通自動車がほしいとなったときに買う程度と思われます。

■ところで、ダイハツ・シャレードについて
シャレードは、もともとリッターカー(1lエンジン)で、コンパクトで使いやすい。実用的な車として評判が良く、そこそこ売れました。

徳大寺有恒氏の「間違いだらけのクルマ選び」でも初代は絶賛されていましたが、だんだん評価が落ちていきました。

今回は、実家から一番近い自動車店がダイハツだったこともあり、3代目のシャレードが家にやってきたときからの話です。

■シャレード・ソシアル(G100系 90年前後)
シャレードといって一般的に思いつくのは、ハッチバックの車体だと思いますが、実家では、トランク付きのソシアルというものにしました。これは、私が免許を取って初めて乗る車になるのですが、練習するのにはちょうど良かったと思います。
5速マニュアルですが、FFのためクラッチの繋がる幅が狭く、当初はしょっちゅうエンストしていました。通学に利用していましたが、毎日の峠道で

脱輪したこともありますが、癖のない走りをする車でした。友達と5人満車状態でも狭くなく、1.3Lでもパワーも十分でした。高速道路でも安定して

いて、小型車としては少し広く、シビックなどより窮屈さがなく良い車でした。

■シャレード・ソシアル(G100系 93年頃)
故障も無く、よく走ったシャレードでしたが、父が事故を起こしてしまい。全損。ケガは軽かったのですが、実家の福島県いわき市で車がない生活はかなり厳しいものがあります。とりあえず、中古で同じクルマを購入しましたが、これは、3速ATでした。
同じ車でこれほど違うかというほど、加速せず、トップスピードになると車が壊れるのではないかというほど振動します。そして燃費が非常に悪い。

オートマ車に対する信頼をなくしてしまいました。
そして故障も多く、ステアリングやエンジン始動等、肝心なときに走らないということもあり苦労しました。

■シャレード・ソシアル(G200系 94年頃)
中古のシャレードもほぼ限界となったので、型が変わった、200系のシャレード・ソシアルを実家で購入しました。1500ccでさらに広くなり、居住性は増しました。シートも良かったです。4速ATになったことで、走りもスムーズで燃費も向上しました。デザインも良く、珍しいことから外国車と間違える人もいました。

ただ、シャレードはこの代で消滅してしまいます。
このクラスになると、カローラと完全に被ってしまい、サニーやファミリアなどのライバルもいてそこでは勝ち目がなくなってしまったわけです。
少しずつ向上していったことが、激戦区に入ってしまい苦戦をしてしまいました。

■シャレード Rリミテッド(G200系 96年頃)
先に就職した妹が購入しました。値引きも有り購入に至ったわけです。4代目の導入です。ハッチバックタイプでもトランクは広く、2ドアでドアは重

かったのですが(安全性能の向上)、とりまわしなどなかなか良かったようです。私も時々乗りましたが、ブレーキが利かない。どう見てもソシアル

より制動距離が長くなります。ディーラでも時々見てもらいましたが、そんなもののようです。

■シャレード デ・トマソ(G200系 中古で99年頃検討)
ようやく、東京で就職した私も車の購入を検討しました。検討の最筆頭が、シャレード・デ・トマソ。この頃は、中古の価格もこなれてきて、40万円

~70万円程。むしろ現在のほうが価格が高くなっているのかもしれません。

レカロシート、ナルディのステアリング。全く飾りの吸気口。ビアンカという廉価シリーズもあります。
この車を見に、厚木まで見に行ったのを覚えています。程度も悪くなく、ただその時は購入に至らず、しばらく車に乗らない生活が続いたのです。
都内は駐車場も高いですし、交通の便が良かったので必要無かったのですが。

■まとめ

という、私とダイハツ・シャレードの関わりでした。シャレードは、その後、ストーリア、ブーンとコンパクトになって、その系譜が続いていくことになります。また、大ヒットした初代トヨタ・ヴィッツのエンジンにも一部ダイハツ製のものがあり、ヴィッツに乗ったとき、「聞き慣れた音」がして懐かしくなった思い出もあります。
先日のモーターショーでは、コンパーノのコンセプトカーが出ていました。サイズはコンパクトでしたが、過去の名作を忘れないダイハツの粋な気持ちを感じました。

 

 

 

 

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