20年以上前に、F1マシンのプラモデル作りにはまりました。戦車も作った覚えはありますがほんのわずか。ガンプラはなぜか作りませんでした。
ここに来て(2019年夏)、プラモデル作成の楽しさに再び気づいてしまいました。前回は腕試しに九七式抽選車を作成しました。最近は車のモデル、とくにF1 は少なく、ラインナップの多い戦車、戦闘機、戦艦と作っていこうと思っています。また、少し技術アップを狙い、図書館でプラモデル関連の本をピックアップして読んでみました。
オススメの本が「できるプラモデル完全バイブル」(オオゴシトモエ著)です。図書館には、プラモデル関係の本もいくつかあるので参考になります。古い物も多いのですが、技術的にはそんなにかわりません。
「できるプラモデル完全バイブル」は、戦車、車、飛行機、艦船とよく見えるポイントを絞って、丁寧に解説してあります。
今回、の作成でも塗装の仕方やコツなど、参考にしています。
■今回作成したのは、戦闘機 隼2型
飛行機のプラモデルをつくろうと思いました。車だとなんとなくわかるのですが、飛行機の場合、縮尺がどのようなものかがわかりませんでした。あまり、小さくても作りにくいかもしれません。大きいと場所をとり、塗料も多くなりそうです。
そのため、ヨドバシカメラなどで、作成例など1/72、1/48、1/32を見て、ある程度の大きさはわかりました。
ただ気をつけないといけない点は、現代の戦闘機と第2次世界大戦時の戦闘機を同じ縮尺で作ると、現代の物がとてつもなく大きくなっているということです。値段も高いのでわかるとは思いますが、零戦の感覚で、1/32でF35Bなど買ってしまうと大変です。また、戦闘機や爆撃機でも大きさが変わります。
その中で、今回、選んだのが1/32 隼2型。
部品のひとつひとつが大きく、作りやすそう。また、価格の安さ2千数百円程度。ポイントを使ったので、900円程度で購入できました。開けてみると、ぱらっとした説明書と部品。これが飛行機になるのだろうかという不安もありますが、説明書を一通りよんでから作成していきます。
隼については、1/32は、迫力がありますが、1/48のモデルの方が多いようです。隼で手頃なのはこのモデルでした。零戦はいずれ作るにしても、最初に作るには面白みがないので、隼になりました。
■ハセガワ
「飛行機のハセガワ」というほど、飛行機モデルが得意なメーカのようです。
評判を見ていると、安価で作りやすいに定評があります。
タミヤほどではないとしても、日本のメーカーは設計や成型が丁寧で、よくできています。ただ、過去に「田宮模型」のものばかり作っていたので、説明書の見方や塗装については戸惑いがありました。
持っている色、溶剤がタミヤのアクリルカラーが多かったので、タミヤカラーの色に読み替えての作業もありました。そういうサイトがあるので便利です。前回の九七式戦車の塗料と多少購入して、概ね塗料はそろいました。
全体に組みやすいのですが、作りにくい点として、「削って加工」(排気管?)する、「折ってつける」(脚の取付)等の部分があるため、慎重な作業も必要です。
また、接着剤を使っても取り付けに苦労する部分(爆弾)も結構あります。芯を入れて補強する方もいるようです。
できあがりはまずまず良くできました。エンジンにカウルがうまくはまらず、シリンダーを一つ抜きました。見えない部分ですが。前回の97式中戦車よりは結構苦労しました。迫力はあります。飛行機は、縦と横に十字型になるので、場所を取ることがわかりました。(千巻は縦長、戦車は長方形)何機も作るとなると置く場所に困りそうです。