愛聴のイヤフォン「SHURE(シュアー) SE425」に、衰えが見えてきました。
先日、パイオニアのSE-CH5BL-K(バランス接続、ハイレゾ対応)と比較して、完敗してしまったのです。

その時はあまり意識していませんでしたが、しばらくぶりに使ったため、コンディションがかなり悪かったのではないかとも思います。ここで、何かと仕立て直しをして、だめだったら「本当にだめなんだ」と納得するために、リケーブルなどを施しました。

■SE425の良いところ

SHURE SE-425については、数年使っていますが、音に癖が無く、細かい音まで正確に発音するので、モニター的で、クラシックに向いています。

もう一つの特徴は、外部遮音性です。本体が耳にしっかりかかり、耳栓をして歩いているようなもので、危険でさえあります。
それまでも、ソニーのノイズキャンセリングのものを利用していましたが、逆相位の音がホワイトノイズのように感じます。聴いているうちに慣れるのですが、音が劣化するような感じがしましたので、常時使用というわけにはいきませんでした。

さらに挙げれば、拡張性の高さでしょうか。多種多様な「イヤーチップ」とMMCX端子に対応していて、リケーブルができるというところです。

■MMCX端子でリケーブル

現在使っているDAP(デジタル・オーディオ・プレーヤー)の「パイオニアXDP30R」は、バランス接続(2.5mm)と通常の接続(3.5mm)と両方を使うことができます(同時使用は不可)。

先日SE425を使っていると、端子の接触不良のような感じがありました。音にどの程度影響があるのかわかりませんが、通常のイヤフォンなら交換時期(買い替え時期)となるところです。

ただ、このイヤフォンの良いところは、MMCXという規格の端子がついていて、ケーブルを簡単に変えることができるところです。

アマゾンで探しました。

…しかし…
まさに、ピンキリ状態です。たかが銅線。そんなに音が変わるかあ!?という感もありますが、1000円程度から数万円のものまであります。多いのは

1万円前後。ケーブルは消耗品ですから、あまり高いのはもったいない気はします。
また、評価欄を見るとあまり安いものは、端子の接触が悪かったりということもあるそうです。

そこで、2,500円のものにしてみました。マイク付きとマイク無しがありましたが、余計な接点は無い方が良いので、マイク無しです。(マイクは携帯電話用でそもそもDAPにはマイクはいりませんが)

編み込みのケーブルですが非常に細いです。

MMCX端子とイヤフォン本体を外すのは、初めてでしたが、少し力を入れれば簡単に外れました。差し替えも同様の力で簡単です。ケーブルとしては安いものですが、端子はしっかりしており、接触不良は治りました。

■コンプライのイヤーチップ

ついでにイヤーチップも新たに購入しました。
シュアーのイヤフォンには、初期に様々なイヤーチップがついてくるものがあります。そこでお気に入りを見つけて、消耗したら自分で買ってくれということだと思います。
音が近すぎてだめなもの、耳の中で動きすぎて気持ち悪いもの、大きすぎて耳が痛くなるもの、遮音性が低いもの、様々です。

自分にはウレタンのものがあいました。追加で購入したコンプライのイヤーチップは材料の割には高いと思いますが、品質の安定感はあります。ただ、耳につけるものですから、数カ月に一度は換えないといけないようで、劣化します。

■仕立て直しの結果

安価なリケーブルとイヤーチップを交換したことで、音に安定感は戻りました。シュアーのイヤフォンは軽さは無いので、気軽に音楽を聴くには向かないところもあるのですが、非常に小さい音もよく聞こえるようになりました。
ケーブルのエージングがあるかどうかはわかりませんが、少し鳴らし込んでみないとわからない部分はありますが、今回の作戦はうまくいったように思います。

後日、e-イヤフォンにケーブルを見に行きましたが、実際に見ると高いものは太く丈夫そうで、たしかに良い音がしそうです。このあたりは、ネットではわかりにくいところです。取り回しまで考えると使ってみるしか無いかもしれません。