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第111話 チケットキャンプ サービス閉鎖へ

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行けなくなったライブのチケットを売ったり、取れなかったチケットを買ったりとできる「チケットキャンプ サービス」が来春に閉鎖となるそうです。
もともと「プレミア価格」が発生しやすいライブのチケットですから、このサービスがより高騰を招くことは予想できたはずです。今回は肖像権の侵害なども含めて警告や処罰の対象となりやむなく閉鎖となるとのことです。

アマゾンなどを見ていても、「転売屋」という言葉をよく聞くようになりました。
本の「せどり」から発展して、いわゆる転売を生業にする方も多くいるようです。

Yahooオークションなどが始まった時は、物をさばくのにも、手に入れるのにも便利で、要らないものが売られるのだから、比較的安く手に入れられ

るものでしたが、昨今は事情が違います。

■転売屋
転売について簡単にまとめると
・在庫を持たなくて良い。
・ネットや店頭で仕入れる。
・アマゾンで売る…手数料がかかるが安心。
・アマゾンに在庫してもらう。フルフィルメントby Amazon
・アマゾンで売れない場合…【物による申請が必要】メルカリやヤフオクも利用

低リスクだが時に高リターンものぞめるというもののようですが、商売というはよほど人が欲しがるものしか売れません。
確かに少ない小さな部品が売れて、儲かるということもあるかもしれませんが、それは稀だから話題になるのだと思います。
手数料や利益、手間を考えると既存店で仕入れて利幅が出るものはほとんどありません。

利益が出やすい商品、定価以上で売れる商品は事前にわかるようで、転売屋が殺到して高騰という例もあります。どうやってさばくのか。

■転売屋の暗躍
はっきり言えば、まっとうな商売では無いです。チケットの場合は「ダフ屋」です。
僅かな利益のために、手間をかけ、人に恨まれる商売もめずらしいとおもいます。

買い占め、定価に大幅に利益を載せて売るというのは、長続きはしないです。
物を売るというのは繰り返さないと利益が出ないので、ちゃんとした店でプレミア価格をつけて売ってしまうと、在庫がちゃんと増えた時に、ユーザーからは、優先的に切られてしまいます。

■チケットキャンプ サービス閉鎖へ
転売が問題になっている中で、最もわかりやすい「チケット」転売が終わりを迎えるのはわかるように思います。
こういう形で、批判や規制がかかって、ネットも厳しくなってくることを思うと、人としての原則に従って、利用しないと不便にしてしまうものなの

だなと感じるニュースでした。

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