スポンサーリンク

第201話 安いけど音が良い?final E3000を買ってみた

オーディオ
カテゴリー




■final E3000 カナル型イヤホン FIーE3DSS

雑誌やネット等で評判の良い「final E3000」。
5,000円以下で購入できるイヤフォンで、注目なのが今回紹介する、「final E3000」です。

同メーカーでは、もう少し安価な「final E2000」もあります。
基本は同等、音質の好みで、どちらかというとE2000の方がポップス、ロック向き。E3000の方がジャズ、クラシック向きとのことです。

私は、税込み5,000円ちょうどでビックカメラで購入しました。数百円ネットより高いです。
ところで、ビックカメラの店舗取り置きサービスを利用したのですが、店員の質なのか、しくみがあまり良くないのか良い気持ちで買い物ができません。これならネットの方が良いかもしれません。

■低音が豊かで、広がりのある音

一聴したところ、素直なモニター的な音というよりも、低音は強く、レンジが広い感じがしました。

音自体は柔らかいものの、音量を少し上げないと聞こえにくく、そういう点では、効率は低いのかもしれません。
左右の分離よりも全体の音像が良く、コンサート的な臨場感があります。
この価格で、できる所を絞れば、くっきりはっきりしたものより、豊かな表現力の方が音楽になじむようです。

音源により良さが変わるのは、このイヤホンの「クセ」が強いからと思います。ただ、悪い癖ではありません。
モノラルのものはモニター的なイヤホンより細部が聞き取りにくく感じますが、迫力が増します。ティンパニやコントラバスの音が太くなります。
気軽に音質が良くなったように感じるイヤホンともいえます。

外部の音がよく聞こえ、遮音性がよくありません。安全性重視と言うことで、電車でのアナウンスなどはほどほど聞こえます。

■コードの細さが心配

本体は小さく、フィット感はよいです。いわゆるシュア掛けに、シリコンを使うのはアイディアで、耳に窮屈感がありません。
心配なのは、コード。ちょっと細く、本体とのつなぎ目もいずれ抜けてしまいそうな感じもします。直付けで、ばらしてリケーブルするような価格ではありませんが、ちょっと心配です。

また、左右同じ形ですので、LRを確認するのが面倒です。なにかシールでも貼ると良いかもしれません。

■まとめ

安価で音質が良いところは素晴らしい技術だと思います。
耐久性は使ってみないとわかりません。コンパクトなので、持ち運びも苦になりませんし、やたら高いものを利用するより気楽です。
この価格帯でも大手メーカーが結構販売していますが、それらに比べると安物の音では無いことはよくわかります。

タイトルとURLをコピーしました