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第71話 トヨタ・カローラ 試乗記

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雰囲気は良いが、スイッチ類の質感は良くない
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今年50周年という、トヨタ・カローラ。来年の夏頃にはモデルチェンジが噂されています。次は3ナンバーになる可能性もあるとのことです。
おそらく今回のカローラは、当初、高齢化したドライバーでも運転しやすいように、窓を大きくしたり、ピラーの位置を工夫するなどをアピールしていた用に思いますが、あまりにも若い人にアピールできなかったため、マイナーチェンジで路線変更し、なんとか持ち直したという車です。

雰囲気は良いが、スイッチ類の質感は良くない

かつては、セダン(アクシオ)が主でしたが、このところは、ワゴンのフィールダーが主戦のようです。

カローラ・フィールダーハイブリッド G W×Bに試乗しました。
実は、カローラ店とお台場のメガウェブとで2回試乗しました。本気で検討していたのですが、今回は購入見送りとなりました。

■ハイブリッドについて
現行のプリウスと比べると、エンジンの掛かりが早いです。出だしに少し電気を感じますが、実際の走行はほぼエンジンがかかっています。1500ということもあり、エンジン音は気になります。

■内外装の雰囲気

グローブボックスが安っぽい

ステアリング、メーター、シート等は、特別仕様という感じで非常に雰囲気はあります。ただ、スイッチ類は軽く高級感はありません。特に、グローブボックスやステアリングのボタンなどは、100円ショップ並みのプラスチックです。かなりコストダウンを感じます。
静粛性は、今ひとつでロードノイズが気になる人もいると思います。
外観については、マイナーチェンジでかなり若々しくなりましたが、カローラの意匠を保っているあたりは。デザインがうまいと思います。オーリスよりまとまりがあると思います。

■乗り心地・運転性能
限られた試乗ですので、普通の街乗りの評価となります。乗り心地については、重厚さがなく、コンパクトカーのような印象です。体に触れるシートとステアリングは良いので、違和感があります。エンジン始動時は若干ショックを伴います。慣れれば気にならなくなると思いますが、剛性が低いのかもしれません。ブレーキの甘さも含め、見た目ほどスポーティーではありません。全体に動きが軽いので運転自体はし易いのですが、もう少し歳をとってからでも良いかと思いました。

■価格
乗り出し価格、ナビとバックカメラをつけて、300万円を若干超えるところでした。最近の車は高く、以前の50万円増し程度で考えないといけないかなと思っていますが、それにしても、カローラに300万円とは・・・と思うところです。実際は値引きもありますがら、もう少し安くはなると思いますが。

■その他
雰囲気は悪くないのですが、乗ってみると期待に応えられていない部分も多いと思います。似たようなところで、アリオンやプレミオのほうが、内装は良いですし、少し出すなら、現行のプリウスのほうがしっかりしています。

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