2023年5月28日(日)に開催された、F1モナコGP(モンテカルロ市街地コース)。
期待の割にレースはあまり面白みがないのが、伝統のモナコGPです。道幅とライン、車の大きさの関係から、まともに抜くことができないコースです。
結果を見てしまえば、1位フェルスタッペン、2位アロンソ、3位オコン と予選の順位通り。しかし、今年のモナコは見応えがありました。
今回は、雨がいつ降るのか、タイヤ交換をどこまで待てるのか。その辺りがドキドキを膨らませた要素でした。
雨が降り始めた後も、さすがF1ドライバー。ほぼミスもなく、有ってもちゃんと戻ってきます。角田選手のブレーキ不調は残念でしたが、ぶつけずに完走できた実績は大きいと思います。
結構車同士の接触や、壁への接触で、コースにゴミが散らばりました。また、急な雨でコンディションが急変しましたが、セーフティーカーはでませんでした。セーフティーカーがでる偶然性に期待するよりも、正当なレースの方が、差は付いても見応えがある場合があります。
無駄なタイヤ交換もありましたが、何か期待させてくれる、アロンソの存在はとても大きく感じます。フェルスタッペンは独走となりましたが、あまり独走すると映らないので目立ちません。
今回から、モナコの放送局ではなく、F1公式が映像を提供することになりました。様々な見所が、上位でも下位でも映し出されました。そこがたいくつせず、面白いと感じたことにつながったのでしょうか。
また、今回は良く街並みも映っていたように感じます。コースと車が近く、船やホテルから観戦できる。いつかそちら側に行ってみたいものです。
Pos. | No. | Driver | Team | Time/Gap | Laps |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | M.フェルスタッペン | レッドブル | 1h48’51.980 | 78 |
2 | 14 | F.アロンソ | アストンマーティン | 0’27.921 | 78 |
3 | 31 | E.オコン | アルピーヌ | 0’36.990 | 78 |
4 | 44 | L.ハミルトン | メルセデス | 0’39.062 | 78 |
5 | 63 | G.ラッセル | メルセデス | 0’56.284 | 78 |
6 | 16 | C.ルクレール | フェラーリ | 1’01.890 | 78 |
7 | 10 | P.ガスリー | アルピーヌ | 1’02.362 | 78 |
8 | 55 | C.サインツ | フェラーリ | 1’03.391 | 78 |
9 | 4 | L.ノリス | マクラーレン | 1Lap | 77 |
10 | 81 | O.ピアストリ | マクラーレン | 1Lap | 77 |
11 | 77 | V.ボッタス | アルファロメオ | 1Lap | 77 |
12 | 21 | N.デ・フリース | アルファタウリ | 1Lap | 77 |
13 | 24 | 周冠宇 | アルファロメオ | 1Lap | 77 |
14 | 23 | A.アルボン | ウイリアムズ | 1Lap | 77 |
15 | 22 | 角田裕毅 | アルファタウリ | 2Laps | 76 |
16 | 11 | S.ペレス | レッドブル | 2Laps | 76 |
17 | 27 | N.ヒュルケンベルグ | ハース | 2Laps | 76 |
18 | 2 | L.サージェント | ウイリアムズ | 2Laps | 76 |
19 | 20 | K.マグヌッセン | ハース | DNF | 70 |
NC | 18 | L.ストロール | アストンマーティン | DNF | 53 |