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第199話 理容店の気分。クラシックシェービングのすすめ

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何かのモノを紹介する雑誌を見ていましたら、ちょっと良い「ひげそり」として、ミューレの両刃カミソリ(6,840円)が載っていました。その時は、いまだにこういうカミソリで剃る人もいるのかという程度でしたが。

■弱いブラウンの外刃

ブラウンの電気カミソリを使っていました。シリーズ5というものです。良く剃れますし、パワー感があります。ただ、それ以前に使っていたパナソニックのものの方が肌にやさしい感じでした。

ところで、ブラウンの電気カミソリには大きな欠点があります。外刃が弱く破けやすいのです。薄くひげに引っかかりやすいのか、同じ部分が損傷し、大きく穴が空いていきます。気がつかないで使っていると、皮膚を切ってしまいます。
穴が空いていない方と入れ替えて使ってもすぐに穴が空いてしまったので、構造上の問題化とも思います。

刃は消耗品とはいっても、2年間で4回ほど同じ症状で交換。さすがにあきれて良い方法はないかと思案しました。毎朝の事ですから、変なものは使えません。

■両刃カミソリの登場

電気ではないカミソリ、いわゆるT字型のものは、3枚刃とか5枚刃とかありますが、すぐ切れなくなる割に替刃が高い。種類もわかりにくいというのは経験上わかっていました。確かに肌は傷めにくいのですが。

そこで、先の記事を思い出してみました。
ただ、カミソリに6,840円は高い。もし合わなければ使えませんし、ネットの評判では結構肌を切るとのこと。
それもあって、1,000円程度の安いフェザーの軸を購入しました。

昔ながらですが、これは良いものです。
石けんかシェービングクリームを塗って、そり上げていきますが、とても気持ちよくそれます。肌を切るというのは、刃を横に動かすからで、やったことの無い人には慣れが必要かもしれませんが、普通にT字型を使ったことがあれば、大して問題ではないでしょう。

とりあえず、1,000円で試してみて思ったことは、ミューレのものは決して高くないのではないかということです。
もうしばらく使って良いものに変えようかと思っています。
だんだんブラシや石けんにも凝り出すといくらかかるかわかりませんが。

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