■ポールポジションのセバスチャン・ヴェッテル(フェラーリ)、14番手スタートのルイス・ハミルトン(メルセデス)
雨が降るのか降らないのか、降るとしたらいつどのくらい?
今回のドイツGPの見所は、天候、タイヤ(タイミングと回数)でした。ホッケンハイムリンクは、幅が狭く、6コーナー以外では抜きにくいサーキットです。
その上で、トップを争う2人の明暗。ヴェッテルは、ミスとトラブルに気をつけて走れば優勝確実。ハミルトンは集団でのクラッシュに気をつけながら、ポイント差を広げさせない守りのレースになるはずでした。
雨が降っても流れはヴェッテルと思われましたが、まさかのミス、リタイヤ。ノーポイント。1993年のブラジルGPのプロストのリタイヤを思い出してしまいました。
あの時は、ピットとの通信ミスがありましたが、今回は、ドライバーのミス。悔しいところですが、切り替えが大切です。
■ハミルトンはチャンピオンになれるか
チャンピオン争いが競っているときは、運を見方につけることが大切です。まだまだ後半レースが続きますから、ハミルトンが優位ということはないと思います。
昨年はフェラーリがもたついている間に、メルセデスに逆転を許し追いつけなくなっていますから、そのきっかけのGPになる可能性もあります。
■レース結果
1 | 44 | L.ハミルトン | メルセデス | 1h32’29.845 | 67 |
2 | 77 | V.ボッタス | メルセデス | 4.535 | 67 |
3 | 7 | K.ライコネン | フェラーリ | 6.732 | 67 |
4 | 33 | M.フェルスタッペン | レッドブル | 7.654 | 67 |
5 | 27 | N.ヒュルケンベルグ | ルノー | 26.609 | 67 |
6 | 8 | R.グロージャン | ハース | 28.871 | 67 |
7 | 11 | S.ペレス | フォース・インディア | 30.556 | 67 |
8 | 31 | E.オコン | フォース・インディア | 31.750 | 67 |
9 | 9 | M.エリクソン | ザウバー | 32.362 | 67 |
10 | 28 | B.ハートレー | トロロッソ | 34.197 | 67 |
11 | 20 | K.マグヌッセン | ハース | 34.919 | 67 |
12 | 55 | C.サインツJr. | ルノー | 43.069 | 67 |
13 | 2 | S.バンドーン | マクラーレン | 46.617 | 67 |
14 | 10 | P.ガスリー | トロロッソ | 1Lap | 66 |
15 | 16 | C.ルクレール | ザウバー | 1Lap | 66 |
16 | 14 | F.アロンソ | マクラーレン | DNF | 65 |
NC | 18 | L.ストロール | ウイリアムズ | DNF | 53 |
NC | 5 | S.ベッテル | フェラーリ | DNF | 51 |
NC | 35 | S.シロトキン | ウイリアムズ | DNF | 51 |
NC | 3 | D.リカルド | レッドブル | DNF | 27 |