Windows10でベストプレープロ野球を遊ぶ

■「野球ゲーム」について

野球ゲームが大好き（以前の記事）で、近年は「実況パワフルプロ野球」シリーズを楽しんでいます。
最新の「実況パワフルプロ野球2022」は、様々なモードがあり、遊びきれないほどです。

「実況パワフルプロ野球2022」は、主にペナントレースを自分で操作して楽しんでいます。

また、このゲームの特色である「サクセス」「栄光ナイン」なども攻略しがいがあります。

野球ゲームと言えば、テレビゲーム以前の「野球盤」から、ファミリーコンピューターの「ベースボール」「ファミリースタジアム」など、進化しています。
「プロ野球スピリッツ」シリーズなどは、実写と見まがうばかりです。

更にすごいのは、「MLB　THE　SHOW」シリーズ。これは、操作も含めて、リアリティ施行の強いゲームです。「MLB　THE　SHOW」で、残念なのは、一試合の時間が掛かりすぎること。やはり1試合30分程度が限度かと思われます。

■「ベストプレープロ野球」について

今日紹介するのは、アスキー（のちにパリティビット）の「ベストプレープロ野球」シリーズです。
野球の試合をシミュレート化したものです。

試合を見守り、時折サインを出し、選手交代の指示をする。というシンプルなゲームです。監督の采配傾向も決められるので、全て自動でペナントレースを行う事もできます。
「ベストプレープロ野球」は、1988年にファミリーコンピューターで発売されました。それ以前には、パソコンで「ベストナインプロ野球」という原型がありました。

最初のファミリーコンピューター版は、出荷が少なく、後に、90年版、決定版などが発売されています。

選手・監督名、チーム、シンプルなパラメーターを自分で変えることができるため、「一生遊べる」野球ゲームです。パラメーターの組合わせが絶妙で、それっぽい動きや成績になるのが、不思議な所です。

私自身は、ファミリーコンピューター版では、「決定版」をかなり遊びました。夜ペナントレースを自動で始めて、朝結果を見るなどで楽しんでいました。

■パソコン版の「ベストプレープロ野球」

「ベストプレープロ野球」は、その後、パソコンで98年版、00年版が発売されています。その他には、ゲームボーイアドバンス、PlayStation2でも発売されています。
ゲームとしては、画像が良いPlayStation2版が良いのですが、データの管理は、パソコン版にかないません。

パソコン版の利点は、テキストでデータを用意すれば、それを取り込むことで、一気にデータ更新できます。現在でも、有志の方が、各年度のデータや最新データを更新し、アップロードしています。
また、試合の同時進行もできるため、一年のテンポが良いです。

■いつの間にかプレミアソフトに

ところで、パソコン版は、98年版、00版（2000年）ともその当時購入していれば、普通の価格で購入できたのですが、現在、特に00版は驚くほどのプレミアが付いています。

Amazonの価格が149,800円（2022/8/30）。これでは手がでません。
もし気楽に遊ぶなら、中古のPS2かGBA版をおすすめします。

もし、手元にパソコン版があったなら、ラッキーです。
私の場合、98年版が、いろんな所に混じったり行方不明になったりしながら、出てきました。00年版の方が良い点は多いのですが、98年版でも工夫すれば、データの取り込みも簡単にできます。

■Windows10との相性

当初は、Windows10でも問題なく動いていたのですが、Windows10がアップデートされてから、ゲームの動きがとてもスローになりました。
我慢してプレーしていたのですが、間が持ちません。Windowsのアップデートを元にもどすのもリスクがあります。ベストプレーの動きが遅いことについて、ネットで調べるとそういう事象が多いことがわかります。

■対策方法

パソコンの世界は、捨てる神あれば拾う神あり。
誰がどう考えたのか、スピードの問題を解消する方法がありました。

Windows上で、Androidをエミュレーションするソフトで、「Bluestacks」というものがあります。

「Bluestacks」をダウンロードし、起動します。起動したまま「最小化」等しておけば良いと思います。その上で、ベストプレープロ野球を起動すると、元のスピードで快適にプレーできるようになります。
エミュレーターが何らかの作用をしていると思うのですが、 Bluestacksが起動していないと、またスローになってしまいます。