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第106話 2017-2018 日本カー・オブ・ザ・イヤー

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今年の日本カー・オブ・ザ・イヤーは予想外の結果になりました。
検査の問題で日産やスバルの辞退があったこともあり、本命のリーフが抜けたためということもありましたが、まさかの「ボルボ XC60」でした。

2013年に「フォルクスワーゲン・ゴルフ」が選ばれた時は、ゴルフのできの良さから見て、「当然」という思いもありましたが、今回の「ボルボXC60」には少し違和感があります。

ランキングを見てみると

1位 ボルボXC60
2位 BMW 5シリーズ
3位 トヨタ カムリ
4位 スズキ スイフト
5位 ホンダ N-BOX
6位 レクサス LC
7位 アルファロメオ ジュリア
8位 マツダCX-5
9位 シトロエンC3
10位 フォルクスワーゲン ティグアン

となっています。
実際に購入対象として考えたとき、都心でディーラーが近くにない限り、外国車を選ぶのはためらうのではないでしょうか。

現実的に購入の対象となるのは、日本車で、100万円~300万円程度というのが売れ行きを見ても一般的と思われます。
その範囲に入るクルマは、トヨタカムリ、スズキスイフト、ホンダNBOX、マツダCX-3の4車種でしかありません。

高い車は良いのは誰でもわかっています。値段を気にせず見ていくなら、ロールスロイスやアストンマーチンあたりを選んでいれば間違いないのかもしれません。

■トラブルの頻度、工賃・部品代が安いは、対象にならない。
しかたが無いことですが、外国車は工賃、部品代が日本車に比べて高くなります。
トラブルの頻度は以前ほどではないにしても、長く安心して乗れるかという点ではまだ不安があります。
自動車評論家の方は、長距離であったり、ハイスピードであったりと試乗と言っても私達とは違うところまで見ていると思います。
いざ所有して、5年、10年と乗ったときのことまでは、わからないところです。

日本車でも、マツダやスバルが選ばれてきましたがその後大きく趨勢が変わるわけではありません。
細かいサービスや故障の頻度、人気と下取りが改善されていないからだと思われます。

■間違いだらけのクルマ選び 2017
先日発売された、島下泰久著「間違いだらけのクルマ選び」を読みました。国産車の評が種になりますが、ボルボXC60は記載されていませんでした。まさかトップになるとは思っていなかったのでしょう。

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