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第24話 エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮/ブルックナー作曲 交響曲第9番

交響曲
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クラシック音楽、特に交響曲のように長くなると、何度も聴いて、急に「良くなる」「わかる」時がきます。

ブルックナー作曲の交響曲は、どれも重厚長大で最初のころは、もてあまし気味でした。

交響曲第4番「ロマンティック」、交響曲第7番あたりが、ブルックナー入門編としておすすめされていますが、今は大好きですが、当初はそれでも厳しいものでした。

そんな中なんとなく手に取ったのが、このCDです。

繰り返しの中徐々に盛り上がり、静謐になり、また盛り上がる。初めて、第1楽章の最後を聴いたときは、格好良すぎて震えました。

印象的なメロディの第2楽章、3楽章までの「未完成」交響曲で、静かに終わります。

ムラヴィンスキー指揮のブルックナーは、他に7番、8番がありますが、あまり録音がよくありません。このCDは、1980年演奏ということもあり、録音もよく、細かい部分を聞き取ることもできます。

この9番をきっかけに、他のブルックナーも楽しめるようになりました。ムラヴィンスキー指揮のものはないのですが、5番、6番も好きな交響曲です。

■ディスクデータ

ブルックナー作曲 交響曲第9番(1980年) 演奏:レニングラードフィル 指揮:エフゲニー・ムラヴィンスキー レーベル:ALTUS(ALT186)

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