カラヤンは、標題音楽(テーマが明示してある音楽)は良いと言われています。
好きな方と同じくらい嫌いな方もいるようで、評論などを読んでいるとあまり良いものはありません。
音色が明るいのが、精神性うんぬんということになるのでしょうか。
ムソルグスキーの「展覧会の絵」は、様々なところでなっていますし、学校で聞くこともあると思います。
食傷気味の音楽かもしれません。ここでカラヤン指揮のベルリンフィルでこの音楽を奏でると、展覧会の会場が大きくきらびやかに感じられます。
そこがカラヤンの良いところなのだと思いますが。
- 演奏: ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
- 指揮: カラヤン(ヘルベルト・フォン)
- 作曲: ムソルグスキー, ラヴェル, ドビュッシー
- CD (2009/10/21)
- ディスク枚数: 1
- レーベル: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 収録時間: 75 分
- ASIN: B002GKRT10
- JAN: 4988005577047
ラヴェルの編曲で、様々な楽器が持ち味をだす、オーケストラ版は、少しゆっくりめにならしきるのが自分のオススメです。
見るからに酔っ払いのムソルグスキーですが、これほど長期のヒット曲を作るとは。
プロムナード
こびと
プロムナード
古城
プロムナード
テュイルリーの庭
ビドロ(牛車)
プロムナード
殻をつけたひなの踊り
サミュエル・ゴールデンベルクとシュミュイレ
リモージュ(市場)
カタコンブ(ローマ時代の墓)
死者とともに(クム・モルトゥイス・イン・リングァ・モルトゥア)
バーバ・ヤーガの小屋
キエフの大きな門
「展覧会の絵」という作品を作るときに、ちゃんと通り道として「プロムナード」が入り一旦落ち着く、変奏され、テーマが変わる。とても楽しい曲です。
全体を聞いてもそんなに長くないので、学校でも取り上げやすいのだと思います。
ピアノ版も結構音は分厚く弾くので、技術はもちろんですが指の力が必要に思います。