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第90回 セガ・サターン ワールド・アドバンスド・大戦略~鋼鉄の戦風~に今どきはまる

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秋の夜長にシミュレーションゲーム。古いゲームを試しているうちにセガサターン「ワールド・アドバンスド・大戦略~鋼鉄の戦風~」にハマってしまいました。

攻略本も残っていましたので、「大日本帝国」で戦っています。
ワールド・アドバンスド・大戦略は、他の大戦略と違い、テンポが良くストレスが少ないのが特徴です。
例えば、「占領」は一回でできますし、野砲や対空砲の打ち損じもありません(距離により威力が異なる)。
また、「司令部」がユニットですので、乱暴に攻めてもなんとかなります。戦力不足でも奇跡が起きることがあります。

■ゲーム全般の特徴

1995年の発売です。当時のセガ・サターンは元気がありました。
当時、発売日に購入したのですが、ルールの把握には時間がかかりました。遊びながら覚えるしかなく、繰り返しやって気がつくこともあります。
シミュレーションゲームはルールとシステムが命で、説明書片手にやっていると面白みが薄れます。システムを飲み込んで、脳内で補完しながら遊ぶと急に面白さが増します。

ワールド・アドバンスド・大戦略の元になった、メガドライブ版「アドバンスド大戦略」は、ドイツが主役で、結構濃いものでした。自軍の弱さはともかく、なんといっても思考時間が長く、遊ぶのに時間がかかってしまいました。
思考時間については、さすが、セガ・サターンですから、戦闘アニメをFST、索敵をONにしておくと、敵のターンは速く進みます。
戦闘アニメをFSTにするには、システムが表示されている画面で、スタートボタンと、Cボタンを同時に押します。

■大日本帝国の兵器
・航空機

第2次世界大戦のころは、「空軍」として分けられておらず、航空機は、「陸軍」か「海軍」の所属でした。
諸外国もも同様だったようで、軍の分け方において日本が遅れていたわけではありませんが、陸軍と海軍の対立が激しく、連携が取れなかったようです。


有名な零戦が21型からはじまり、何種類もあります。序盤はほぼ無敵です。航続距離も長く、弱い戦車戦車の代わりに使えます。

陸軍の航空機は「隼」序盤に登場して、コストの低さとスピードで制空権を奪うことができます。

航空機は、だんだんアメリカ等に追いつかれて、落とされる数が多くなります。訓練値の高いユニットが減っていき、最後は結構苦しく、新兵器の開発が間に合わないまま終戦になってしまいます。
終戦間際の兵器類は様々ありますが、実戦に投入されるまで至らず、続編の~作戦ファイル~で楽しめます。

・戦艦

沈没フラグというのがあり、一度撃沈されるとその後出てこなくなります。
敵、味方とも名前のある空母や戦艦が沈没フラグの対象です。
戦艦では、やはり「大和」は別格です。相当強いので作戦に失敗しなければ沈むことはありません。

空母は、史実ではミッドウェー海戦で多くを失ってしまいますが、ゲームの場合は、大事に使っていけば、先に進んで楽になります。

・陸上兵器

陸上では、「近衛兵」が強いです。戦車と互角。変形して移動できる野砲の準備と設置がパズルゲームの要素があって面白いです。
対戦車砲は守りに使うしかありません。

キャンペーンでの日本軍は、訓練度に頼るしかありません。大事に部隊を育てていくことがコツです。

■SLGまとめ

シミュレーションゲームは、絵ではなくシステムが大事ということがよくわかります。
題材は、日本軍であるとか、スーパーロボットでも信長でも思い入れができればより楽しめます。

ワールドアドバンスド大戦略については、そのままでよいので、復刻してくれれば古いゲーム機を引っ張り出す必要もありません。
今の時勢で難しいかとも思いましたが、システムソフトからは、太平洋の嵐シリーズがでていますので、今、再発してもよいのではないでしょうか。
システムソフトが「大戦略」の祖ですが、セガが絡まないと非常につまらないゲームになります。この辺はバランスのとり方が絶妙なのかもしれません。

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